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2019.10.23

トレンチコート = ミリタリーウェア

トレンチコート ミリタリー Burberry バーバリー アクアスキュータム Aquascutum

WARDROBE TREATMENT MEGURO AOBADAI です。

一気に寒くなり、先日外出していると、とある警備員さんはダウンコートを着ていました。。。
ダウンはまだ早いですが、一枚羽織ってちょうどいい感じですね。

この時期の羽織で一番目に付くのはトレンチコートですね。
いつの間にか定番アイテムのトレンチですが、元々誰の何のために作られた洋服かご存じですか?

今回はそんなトレンチコートについて。

【トレンチコートの歴史】

トレンチコートの起源は第一次世界大戦のイギリス軍で、寒冷な欧州での戦いに対応する防水型の軍用コートが求められたことから開発されたものです。
(「トレンチ(Trench)」とは「塹壕」のこと。砲撃や銃撃から身を守るための溝=「塹壕」は基本的な陣地のひとつでした)

トレンチコートはまさかのミリタリーウェアだったんですね!?

船乗りたちの寒さを凌ぐワークウェアが起源のPコートやダッフルコートに対して、トレンチコートは陸用の防寒具で、しかも最初からミリタリーウェアとして誕生しました。

そして第二次世界大戦が始まると、2つのメーカーが優れたレインコートを開発します。
そうです。「バーバリー」と「アクアスキュータム」です。
トーマス・バーバリーは、布に織り上げてから防水処理を施すのでなく、糸の段階で特殊な防水薬品を染み込ませて、より強固な防水性を誇る”コットンギャバジン”を完成させたのではないかと言われていいます。わざわざ綾織りにしたのは、平織りより丈夫だからという説もあるそうです。

【ディティール】

トレンチコートの特徴的なディティール。
それらは単なる“装飾”ではなく、軍用コートとして開発されただけに、多くは戦場で必要な様々な目的から生まれているのです。

①スロートラッチ/チンストラップ
襟元にはチン・ストラップと呼ばれる帯が付き、また、手首にもストラップを備えこれらを適宜締めることで寒風を防ぐことができます。
本格仕様のトレンチコートに見られる襟裏に収納されている小さなベルト。
これは、雨風が入るのを防ぐため、フック留めした襟の上をカバーするためのもの。チン・ウォーマーとも呼ばれます。

②ストームフラップ/ガンフラップ
第一次大戦の際には、ライフル銃の銃床を支え,撃った時の衝撃から体を守るためのものだったガンフラップ。
当時は今よりも大きくラベルにかけてボタン留めするこのデザインは、現在でも水がコートの中に入るのを防ぐことに役立っています。
右胸(肩)に縫い付けられた当て布はストームフラップと呼ばれ、襟を全てボタン留めした際に雨だれの侵入を防ぎます。

③エポーレット
エポーレットはもともとは階級を示すバッジを付けたり、双眼鏡や水筒のストラップが滑り落ちるのを防ぐために取り付けられたものです。
また、戦中に仲間が倒れた時には、このストラップを持って引っ張ることにも役立ったのだそうです。

④Dリング
Dリング(ベルトに付けたD字型の金具)は、本来は手榴弾や水筒をぶら下げるための装備でした。
今では装飾として形をとどめていますが、ステッチをかけたベルトにしっかりと固定されて強度が保たれているのは、その名残りだそうです。

今では、ここから「戦争」という言葉は連想されないほど、ファッションアイテムとして世に認知されています。
それはそれで、素敵なことではないでしょうか?

 

オーダメイドクリーニング WARDROBE TREATMENT

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