2019.10.29
洋服のお手入れ3原則 ③保管
WARDROBE TREATMENT MEGURO AOBADAIです。
ここまで「ブラッシング」「プレス」とご説明してきましたが、お手入れ3原則の最後は「保管」です。
洋服は生き物。お休みが必要です。
洋服は基本的に、陽に当たらず湿気のない風通しの良い環境であることが大事です。
【帰宅したらブラッシングして干す】
帰宅して脱いだ洋服はまずはブラッシングして埃を落として生地の繊維を整えてください。害虫から衣類を守るためには、汚れを十分に取り除き清潔にしてから収納するのが基本です。そして、室内の風通しの良いところで陰干しします。湿気を取り除くことで埃が付着しづらくなります。消臭剤を使用した場合は必ず十分に乾かしてから収納しましょう。
【防虫・湿気対策】
害虫から洋服を守るために防虫剤をクローゼットに入れておきましょう。揮発性がある防虫剤は蒸発してその気体は空気より重く下に沈んでいきますので、洋服の上のほうに置くと効果的です。また、防虫剤を使用する量が多すぎても少なすぎてもいけません。パッケージに記載されている標準使用量を守ってください。それから、カビの原因となる湿気対策として、乾燥剤も入れておくといいでしょう。
【ゆとりある収納スペース】
クローゼットに洋服を詰めすぎないようにしましょう。圧迫され、せっかくの洋服のシルエットが崩れたり、シワが付いてしまいます。また、1つのハンガーに複数の洋服を重ねてかけるのも同様です。詰め込みすぎた収納状態だと、カビやシワの原因となりますし、防虫剤の効果も十分に得られません。
【クリーニング袋から必ず出す】
クリーニングから戻ってきたら、ビニール袋やポリ袋から洋服を必ず出しましょう。ビニール袋やポリ袋は通気性が悪く、湿気がこもりやすいためカビや虫食いの原因になります。また、ビニール袋が静電気で埃を寄せ付けてしまいます。クリーニングから戻ってきたら、袋は取り外して数時間陰干ししてから収納しましょう。収納する際、不織布等の専用カバーにかけるとよいでしょう。
【いいハンガーにかける】
●ジャケット・シャツ
ポイントは「肩幅のサイズ」「厚み」「肩のカーブ」「材質」です。まず、肩幅に合うサイズのハンガーを選んでください。そして、できるだけ肩先に厚みがあり、且つ肩のカーブが合う形状のハンガーがいいです。さらに材質が木製のハンガーなら湿気を吸収してくれて尚よいです。
ジャケットは肩で着る洋服です。
美しいシルエットを保つために、肩を基準にハンガーを選ぶことをおすすめします。
●ボトムス
スラックスやスカートには専用の吊りハンガーがおすすめです。ジャケット同様にサイズと材質が大事です。
洋服は生き物です。着用したら必ずお休みが必要です。また、オフシーズンに長期間保管する場合も洋服にストレスを与えず心地よい状態で休ませてあげましょう。やさしく保管しておけば、いつまでも美しいシルエットを保てるでしょう。
オーダメイドクリーニング WARDROBE TREATMENT
(ワードローブトリートメント)
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